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2種電気工事士 素人が独学で合格

以前から興味があり、
過去には(2013年頃)「マンガでわかる~」
という本を購入し少し読んで諦めていた、
2種電気工事士にチャレンジしてみようと
思いました。
(前回、ほとんど読まず試験も受けずです)

最近はちょこちょこDIYするようになり、
電気関係も触れたらなぁと感じ
ダメもとで受験してみる事にしました。

過去「マンガで~」を手に入れた時には
詳しい受験内容を知らなかったのですが、
今回は詳しく調べてみました。

免許(免状)を取得するには、
筆記試験と技能試験に合格する必要があり、
チャンスは年2回。
技能試験は、
最悪落ちたとしても、
次の筆記試験は免除となるので、
技能に集中できます。

人によっては筆記免除の方もいるようですが、
素人な自分は免除になる要件はありません。

さて、受けると決めたからには
試験対策を頑張りました。
ただ、電気関係の経験は何もないので
(学業も仕事もないです)
すべて一からの勉強となりました。

ちなみに勉強期間ですが、
筆記も技能も約2ヶ月
合わせると4ヶ月ほどでした。
1日の勉強時間はおおよそ1~2時間ぐらいでしょうかね。

詳しくは筆記編、技能編で詳しく書きます。

費用は、(2021年8月~11月購入)
・受験費用 9300円
・書籍 3850円
・タイマー 500円
・工具関係 20547円
・配線など(店舗購入) 約6000円
・技能試験練習材料 1回分+テキスト 13480円
・配線チェッカー 2316円
・その他 筆記用具など 金額不明
合計 55993円+α

あと、追加で2回分練習したので、
・技能試験練習材料 1回分 5780円×2
を購入

どうしても技能試験に必要な工具類や
練習費用材料などが高くついてしまいます。
自分の場合は一番よく使うVVF1.6-2Cを
知り合いが少し分けてくれたので、
本格的に技能対策練習をする前に
そのケーブルを利用して練習してました。
練習内容などは技能編で解説します。

もちろんこの金額は、
自分の場合ですので、
すでに工具を持ってるや
自分には必要ないって場合は、
もう少し下がります。
例えば工具入れや書籍などですね。
あと、購入時の金額の為、
現在とは違う可能性があります。


書籍
過去問の回答は詳しく書いてあります。
そして器具の説明などもあるので、
筆記試験はこれ一冊でOKでした。

こっちの本は、ほとんど読んでないです。
DVD目的で購入しましたが、
それも全く見てません。

筆記も技能も時間を守る必要があります。
特に技能は必須。
筆記の過去問に関しては回数を重ねると
必要なくなるぐらい早くなります。
最初は100均のものを利用してましたが、
すぐに使えなくなったので買いなおしました。

まず絶対必須の工具がこれ
いろんなメーカーから出てますが
ホーザンが無難だと思います。

これは無くても大丈夫ですが、
あると便利です。

これも無くても大丈夫ですが、
やはりあると便利

これは購入しましたが、
結局使わなくなりました。

40cmの定規

VVR用のストリッパー

200mmのニッパー
ちょっと大きいかもしれませんが、
練習時の準備でケーブル切断や
技能試験中もゴムブッシングの十字カットなど
色々使いました。

工具入れ

練習材料は、これを購入しました。
ただし、配線はこれでいきなり練習はせずに、
ホームセンターで購入したケーブルを利用してます。

追加分はこれを2つ購入
器具類は使い回し、
リングスリーブや差込コネクターは
ホームセンターで購入

配線チェッカー

追加でアウトレットボックスを購入しました。

店舗購入
VVFケーブルの2.0-2C(4m) 2.0-3C(1m) 1.6-2C(15m) 1.6-3C(5m)
リングスリーブ 小100 中100
差込コネクタ 2、3、4本用を各数個(使い回し)
ゴムブッシング 19mm 25mm 複数個
100均で4色ボールペン
配線図を書くようにホワイトボードとペン
などを購入。

技能関係の物は筆記試験後の購入でも大丈夫ですが、
自分は、売り切れや、一気に購入すると費用が結構大きくなるので、
少しずつ購入してました。
ただし、持ってるものは代用品でも可能。



筆記試験編
まず前提として、
今まで電気関係の仕事を全くしてこなかった素人です。
電気の知識は小中学生レベル。
高校も全く関係なかったという人間です。

筆記試験は4択が50問
30問以上が合格ライン。

自分は
勉強期間は2ヶ月ほど、
毎日1時間ぐらい。
最後の方は時間というより、
1日2回過去問をする。
気が向いたらスマホで過去問のサイトで問題を解く
という感じでした。

勉強方法は
最初の1ヶ月は動画ばかり見てました。

日本エネルギー管理センター事務局
やさしく学ぶ電気工事士

1本15~20分ぐらいが60本ほどあります。
これだけで概ね理解できました。
後は気になるのをネットで調べたりもしました。

ただ、筆記対策ばかりすると飽きてくるので、
技能試験対策の動画も何度か見てます。

オススメは
日本エネルギー管理センター事務局


電工試験の虎_ホーザン

です。
特にホーザンのものは、
配線図の説明も詳しいくあるので、
筆記対策に飽きたら
見てました。

ちなみに筆記にも配線図の問題がでるので、
配線図が書けるようになる必要があります。
そのため技能試験の動画も役に立ちます。


自分はさらに、
動画を見てる期間に、
ある資料を作成してました。
それは過去問を1問1問分類わけし、
ルーズリーフに貼付けまとめてました。

というのも、動画のなかで、
筆記試験は過去問から同じ問題が出ると
何度も説明があります。
実際そうです。
勉強期間の後半は過去問をずっと解くことになりますが、
その前にどの問題がどれぐらいの頻度で
出題されてるのか知りたくて、
電気技術者試験センター
の過去問を印刷しハサミで切って
作成しました。
すると思ってたよりも同じ系統の問題が出ることがわかり、
また問題の書き方が違うだけで
内容が同じものも沢山ありました。

ただ、この資料を作成するのに
3週間ぐらい時間がかかってるのと、
(作業時間は覚えてませんが、勉強と平行でしてます)
それなりの費用(印刷代とファイル費用)がかかるので、
オススメはしませんが、
自分としてはやったかいはありました。


後半は過去問を繰り返します。
1日2回分、
電気技術者試験センターで全て印刷。
テキストの10年分と
テキストにはのってない
令和3年上期の午前午後の2回
さらに、オススメしたテキストは、
期間限定(人数もかな?)で予想問題をFAXで
申し込めば送付してくれるので、
それらをまず1周します。



問題と解答は印刷したものを、
解答用紙はPCで作成した表を、
間違ったヵ所、自信がなかったとこは
テキストの解説をよく読みます。
最初の頃は50~60点台ぐらいでしたが、
後半になるにつれ60~70点台になってきます。
これは同じ問題が何度も出てくるからです。
何度も間違えた問題は
動画で見直したり、
ネットで調べたりします。

同じ様に2週目もします。
このころになると、1回分を30分ぐらいで終わり、
解説を見るのが10分ぐらいになってきます。
60~80点台でした。

これの繰り返しで、
試験当日までやってました。
都合3週半ぐらいしました。
最後の半は、近年の問題を解いてました。
あまりにも古い問題は出なくなってきたのじゃないかと
感じたからです。
(確証はありません。)

自分の試験日は10月24日の午後だったので、
午前中に2回分といて
試験に行きました。
本番も30分ぐらいで解き終わり、
見直ししても60分経たなかったので、
退室できるまでかなり待ちました。
さらにコロナ禍で退室も順番待ち
エレベーターも順番待ちなので、
さらに時間がかかりました。

その日の18時には模範解答が出てたので、
調べたら自己採点で90点でした。


試験中に自信がない問題にはチェックを入れてたのですが、
その辺りが間違ってましたね。
ヤマカンは全て外してました。
過去問では解いてなかったのも
数問あった気がしますが、
それでも合格範囲には十分入るので、
セオリーは過去問を何度も解くで問題ないと思います。



技能編
試験日は12月19日になりますが、
筆記試験の発表は11月24日の9時以降となるため、
発表をまってると練習時間が少ないと感じ、
自分は10月24日の筆記試験後、
ある程度、手ごたえがあったので、
帰り道にスマホから、
ケーブル器具一式をネットで注文しました。
(この時点では模範解答は知りません)

ちなみに筆記試験前から、
輪作りは何度も練習してました。
最初の頃は動画を見ながらやって、
5~8分ぐらいかかってました。
何度もするとだんだん早くなり、
2~3分ぐらいでできるようになったと思います。

10月25日~早速練習を始めましたが、
まずはホームセンターで切り売り購入してきたもので
No.1~13まで1周目をしました。
差込プラグは全てリングスリーブでやってみました。
スリーブの方が難しいと思ったからです。
想定作業スペースは新聞紙1枚を横に半分に折ったぐらいの
長細いものとしました。

はじめて組み立てたNo.1は
時間オーバーしました。
被膜を剥く長さや、
スリーブをかしめるのが
難しく感じましたね。

ただ、輪作りは筆記の時から
勉強に飽きたら、
少し練習したりしてたので、
遅いなりにも作れてました。

No.2は制限時間以内で作れましたが、
ギリギリで確認する時間はありませんでした。

それでも1周が終わる頃には、
5分くらい余るようになってました。

ただ、思ったのは本番では実力の何割かしか発揮できないと
よく聞くので、もっと時短が必要と感じ、
2週目に入る前にある程度手順化を考えました。

自分の場合は、
・複線図は書く(3分以内)
・ランプも露出型コンセントも4cm剥く
・被膜を剥くときは1本ずつ
・輪作りは2cmで1本ずつ
・引掛けシーリング系は現物合わせ
・コンセント、スイッチは1cm
・端子台はシース5cm、被膜1cm
・結線のシースは10cm(アウトレットボックス含む)
・結線の被膜は2cm(差込はあとでペンチでカット)

まずはこれぐらいを意識して2週目開始。
動画通りでは無く、
自分の作業に合ったやり方でしました。

1本ずつ剥くのは、
特に2cm剥くとき、うまく剥けないんです。
1本にすると簡単に出来るためです。
結果としてやり直しがない分早くなりました。

やってる間に追加で
・ケーブルの種類事に、まとめてカットで仕上げる(器具接続)
・結線の手順はリング→差込
・結線は慎重に複線図を確認

全てのケーブルをまとめてカットする方が早いと思いますが、
何度かケーブル間違いやカットミスの経験があり、
取り返しがつかないとまではいかないものの、
結構短くなる事があったのでそうしました。
結線でミスをすると
カットして剥いて材料を確保してと
ミスの方がタイムロスに繋がるためです。
(経験上、1回のミスは許容範囲、2回目は結構ギリギリ)


3週目には30分以内で終わるようになってました。
後は問題によって多少の作業順が変わったりします。
例えば、No.7の3路4路3路の結線を先にするなど。

結局4週終わらせて本番を迎えました。

4週やった事でデメリットというか、
自分の場合だけかもしれませんが、
逆に
「あれこの結線これであってたか」とか、
3路4路の結線は番号合わせたかなど
色々な心配事が出てきました。

3週目には感じなかった不安感が出ましたね。


試験当日
12月19日、自分は大阪商業大学でNo.2が出題されました。
問題が配布され、材料一覧を確認すると、
パイロットランプがあり、
安全ブレーカーがないので、
No.2とすぐに解りました。
正直、問題としては1、2を争うぐらい
簡単だと思います。

今までで一番早く作業ができたと思います。
時間にして20分以内で見直し完了。
そこからゴミを片付けて
工具類も端に寄せ、
それ以上は特に何もしないように待ってました。
不審な動きで難癖付けられると困るし、
両手を机に置き、
たまに腕時計だけを見るように待ってました。

音だけの感じですが、
試験時間終了前でも
作業をしてる人が多く感じました。
簡単とはいえ一度も練習してないと
手間取るかも知れませんね。

ちょっと思ったのは、
椅子とテーブルの間が狭く、
太ってる自分は腹がつかえて作業がしにくかったです。
作業スペースは、
だいたい一人分は400×800mmぐらい(長机の半分)に
360×500mmの厚紙が置いてあります。
厚紙の左右のスペースに工具と箱に入った材料を
置くことになります。
(試験会場にもよると思います。)
最初の頃にしていた新聞紙半分の想定が
概ね良かった気がします。



試験が終了してから発表まで
約1ヶ月あるのですが、
その間は、気にするなというのが無理なぐらい
気になります。

問題は持って帰れるので、
書いた配線図が問題無く出来てるのは確認できますが、
筆記と違って、
結線した配線や器具に差し込む線など
試験中に確認したとはいえ
「あれ、どうやったかな」と考えてしまいます。
正月も関係なく。

試験後、スマホで撮影させて欲しいです。

自分は1/28に合格確認とれたので良いですが、
不合格の場合、
何が原因で不合格かという説明がないため
どこが誤ったのか理解できない場合もあると思います。

少し改善して欲しいですね。


電気の技術も知識もない素人でも、
自己学習で合格できました。
かかった費用のほとんどは、
技能試験用です。(工具と材料)

自分の感覚では筆記も技能も3週やると
合格範囲になると思います。
後はどれだけ時間が割けるかで、
合格率が上がるような感じです。
あと、技能は自分のベストな方法を見つかったらOKかな。

もっと若いうちにチャレンジしてたら
良かったと若干後悔してますが、
自分はとりあえず、
年明けに壊れた直づけの蛍光灯器具を
交換する事から試してみます。
ただし、免状が届いてからですが。


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